「犬に玉ねぎはダメ」と聞いたことはあっても、「どれくらい危険?」「少量なら大丈夫?」と疑問に思って検索した方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、玉ねぎは少量でも犬にとって有害で、最悪の場合は命に関わる中毒を引き起こします。
この記事では、犬に玉ねぎが危険な理由、中毒症状、致死量の考え方、誤って食べてしまった場合の正しい対処法を解説します。
なぜ犬に玉ねぎは危険なのか

玉ねぎには「有機チオ硫酸化合物」という成分が含まれています。
この成分は、犬の赤血球を壊してしまい、溶血性貧血を引き起こす原因になります。
犬はこの成分を分解できないため、人間にとって安全でも犬には危険です。
犬の玉ねぎ中毒の主な症状

玉ねぎを食べてから数時間〜数日後に、次のような症状が現れることがあります。
- 元気がなくなる
- 食欲不振
- 嘔吐・下痢
- 呼吸が荒くなる
- 歯ぐきや舌が白っぽくなる
- 赤い尿・茶色い尿
症状が遅れて出ることがある点も、注意が必要です。
玉ねぎの致死量はどれくらい?

一般的に、犬の体重1kgあたり約5g以上の玉ねぎで中毒を起こす可能性があるとされています。
ただし、
- 体格
- 健康状態
- 摂取頻度
によって個体差が大きく、「少量なら安全」とは言い切れません。
加熱・加工しても安全にならない

「火を通せば大丈夫」「スープに溶けていれば平気」と思われがちですが、
玉ねぎの有害成分は加熱しても分解されません。
煮込み料理、ハンバーグ、カレー、玉ねぎエキス入り食品も危険です。
犬が玉ねぎを食べてしまった時の対処法

誤って食べてしまった場合は、
- すぐに残りを取り除く
- 食べた量と時間を確認する
- 無理に吐かせない
- 早めに動物病院へ連絡・受診する
症状がなくても、摂取量によっては受診が必要です。
すぐ動物病院に行くべきケース

- 玉ねぎを明らかに食べた
- 嘔吐や元気消失がある
- 尿の色がおかしい
- 子犬・老犬・持病がある犬
自己判断で様子見をせず、獣医師の指示を仰ぎましょう。
犬に与えてはいけない他の食材

玉ねぎ以外にも、
- 長ねぎ・にら・にんにく
- チョコレート
- ぶどう・レーズン
- キシリトール
などは犬に有害です。
よくある質問(FAQ)
Q. 少し舐めただけでも危険?
舐めた程度で重篤になることは少ないですが、念のため様子を見てください。
Q. 玉ねぎ入りの料理を少量食べたら?
量に関わらず、動物病院へ相談するのが安心です。
Q. 中毒は治る?
早期治療により回復するケースが多いです。

