初心者でも描ける!猫イラストを簡単に描く方法と、かわいく見せるための徹底ガイド【保存版】

「猫のイラストを描いてみたいけど、自分には無理そう…」と感じている人は意外と多いものです。猫は表情が豊かで、しなやかな体つきをしているため、一見すると難しい動物に思えます。しかし実際には、猫は丸・三角・楕円・曲線というごく基本的な形の組み合わせで描ける、とても“初心者向け”のモチーフでもあります。

この記事では、猫イラストを初めて描く人でも迷わずに描けるよう、構造・描き方の手順・仕上げのコツ・練習方法・応用アレンジまで、徹底的にわかりやすく解説します。子どもでも描けるような超シンプルな猫から、ちょっとした工夫で“かわいさ”が大幅にアップするテクニックまで、幅広く紹介します。

読み終わるころには、あなたも「猫ってこんなに簡単に描けるんだ!」と感じるはずです。さっそく始めていきましょう。

猫イラストは“形の組み合わせ”で描ける

猫の絵が難しいと思われがちな理由は、「猫の全体像をそのまま描こうとすること」にあります。いきなり全体を描こうとすると、どこから描けばいいのかわからなくなったり、バランスが取れなくなったりします。

しかし、猫のイラストを分解してみると驚くほどシンプルです。基本は次の4つの形の組み合わせです。

  • 顔 → 大きな丸
  • 耳 → 三角形を2つ
  • 体 → 楕円や丸みのある形
  • しっぽ → 一本の曲線

この4要素を順番に組み合わせるだけで、すでに“猫らしさ”が自然に出ます。猫の魅力は、シンプルな形でも十分に伝わるところにあります。さらに、形を少し変えるだけで、リアル寄りにも、ゆるかわテイストにも調整できます。

初心者が上達する一番のコツは、まず「猫を構造として理解すること」。これができれば自信を持って描けるようになります。

猫の顔を簡単に描くステップ

猫の顔はイラストの“印象を決める最も重要な部分”です。かわいさ・優しさ・クールさなどを表現しやすいため、顔だけ描いてもキャラクターとして成立します。

ここでは、初心者でも迷わず描けるように、顔の描き方をシンプルに3ステップで紹介します。

① 顔の“丸”を描く

まずは大きな丸を1つ描きます。この丸が猫の頭全体になります。丸の形はいびつでも問題ありません。むしろ少しデコボコした輪郭の方が柔らかい雰囲気が出ます。

② 上に“耳の三角”を描く

丸の上部に三角を左右に2つ描きます。三角の大きさや位置を変えると、猫の個性が大きく変わるので、いろいろ試してみてください。耳が小さいと子猫っぽく、大きいとスタイリッシュな印象になります。

③ 目・鼻・口を線で描く

猫の目は丸くても、細い線でも、半円でもOKです。表情によって自由に変えられます。鼻は小さな逆三角形、口はY字の形で描くと“ゆるかわ猫”になります。

この3ステップを覚えるだけで、顔だけでも十分可愛い猫イラストが完成します。

体としっぽを描くコツ

顔が描けたら、次は体としっぽです。ここも難しく考える必要はありません。猫は丸いフォルムが特徴なので、体はシンプルな楕円でも猫らしく見えます。

① 体は“楕円”で描くだけでOK

大きめの楕円を描き、そこに顔を乗せる形にすると、座っている猫のポーズに自然になります。足の形など細かい描き込みは不要です。楕円の大きさを少し変えるだけで、ぽっちゃり猫にもスリムな猫にも見せることができます。

② しっぽは一本の“曲線”で描く

しっぽは1本の曲線で問題ありません。ふわふわにしたい場合は線を太く、クールにしたい場合は細めにすると印象が変わります。曲線の角度で気分や雰囲気も変えられます。

こうした簡単な形を組み合わせるだけで、“猫のポーズ”を表現できます。

かわいく見せるための仕上げテクニック

同じ猫でも、ほんの少しパーツを変えるだけでかわいさが大きく変化します。ここでは、初心者でも実践しやすい“かわいさの出し方”を紹介します。

  • 目を少し大きくする → 無条件でかわいい雰囲気に
  • ほっぺに丸を入れる → ゆるかわ感アップ
  • 線を細めにする → 優しい柔らかい印象に
  • 色はパステル調 → 絵全体がふんわり見える
  • 口を小さくする → 子猫っぽさが出る
  • 目を離し気味に描く → “ゆるキャラ風”になる

これらの工夫はどれも即効果が出るので、自分の好きなスタイルに合わせて調整してみてください。

子どもでも描ける猫イラスト例

「もっと簡単に描きたい」「子どもでも描けるものがいい」という場合は、要素を極限まで減らします。顔だけ、丸2つだけ、線だけでも十分に“猫”として成立させることができます。

たとえば、次のような描き方があります。

  • 丸2つ(頭と体)+三角耳
  • 顔だけの猫(丸+耳+点の目+口)
  • 棒人間風:丸+線だけのゆるい猫
  • 塗り絵のような“外枠だけ”の猫

こうした描き方は、絵が苦手な大人にも、子どもにも向いています。まずは一番簡単なパターンから描き始め、慣れてきたら少しずつアレンジしていくのがおすすめです。

まとめ:猫イラストは誰でも描けるようになる

猫のイラストは、難しく考える必要はありません。丸・三角・曲線というシンプルな形の組み合わせだけで、十分猫らしさは表現できます。

顔 → 耳 → 体 → しっぽ という順番で描くと効率的で、アレンジも容易です。かわいさを出すテクニックを少し足せば、オリジナルキャラのように個性豊かな猫に仕上がります。

今日紹介した手順をもとに、まずは1匹描いてみてください。描くたびにうまくなるので、気軽に楽しんでくださいね。

タイトルとURLをコピーしました