猫のトイレを掃除していて血尿に気づいたものの、本人は元気そうにしている。そんな状況に戸惑い、「すぐ病院に行くべき?」「様子を見てもいい?」と検索している方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、猫が血尿でも元気がある場合、緊急でないケースもありますが、放置してよいとは限りません。 原因を見極めることが大切です。
この記事では、猫が血尿でも元気なときに考えられる原因、注意すべきサイン、自宅でできるチェック、動物病院を受診する判断基準を整理して解説します。
猫の血尿とはどんな状態?

血尿とは、尿に血が混じって赤やピンク色に見える状態を指します。
はっきり赤く見える場合もあれば、砂粒状の血が混ざって気づきにくいこともあります。
血尿が出ても元気な場合に考えられる主な原因

元気がある場合でも、次のような原因が考えられます。
軽度の膀胱炎
初期の膀胱炎では、血尿だけが先に現れ、食欲や元気に変化が出ないことがあります。
ストレスによる尿路トラブル
環境の変化や多頭飼いによるストレスが、血尿の引き金になることもあります。
一時的な刺激や軽い炎症
トイレの我慢や軽い刺激で、短期間だけ血尿が出るケースもあります。
結晶や結石の初期段階
尿路結石の初期では、元気なまま血尿だけが見られることがあります。
元気でも注意が必要な症状

次のような様子が見られる場合は、元気があっても注意が必要です。
- 血尿が2日以上続く
- トイレの回数が増えている
- 排尿時に少し鳴く
- 尿の量が少ない
これらは尿路トラブルが進行しているサインかもしれません。
様子見してもよいケースの目安

以下の条件がそろっていれば、短期間の様子見が可能な場合もあります。
- 血尿が一度きりで消えた
- 食欲・元気が普段通り
- 排尿量が正常
- 痛がる様子がない
ただし、再発した場合は早めに受診しましょう。
すぐ動物病院を受診すべきケース

次の症状があれば、早めの受診をおすすめします。
- 血尿が続いている
- 尿が出にくい、出ない
- 排尿時に強い痛みがある
- 元気や食欲が落ちてきた
特にオス猫は尿道が細く、急変しやすいため注意が必要です。
自宅でできるチェックポイント

病院に行く前に、次の点を確認しておくと診察がスムーズです。
- 血尿が出た回数と期間
- 尿の色や量
- トイレの回数
- 食欲・元気の変化
よくある質問(FAQ)
Q. 元気なら様子見で大丈夫?
一時的なら様子見も可能ですが、続く場合は受診が安心です。
Q. 血尿は自然に治ることもある?
原因によっては一時的に治まることもありますが、再発しやすいため注意が必要です。
Q. オス猫とメス猫で危険度は違う?
オス猫の方が尿道閉塞のリスクが高く、より注意が必要です。

