ピアノ初心者が最初に挑戦したくなる曲といえば『猫踏んじゃった』。明るくコミカルなメロディは一度聞いただけでも覚えやすく、楽譜が読めなくても形になりやすいのが魅力です。
この記事では、片手の簡単バージョンから両手の伴奏つき、ドレミ表記、数字譜までわかりやすく紹介し、初心者でも迷わず弾けるよう丁寧にまとめています。
『猫踏んじゃった』はどんな曲?

『猫踏んじゃった』は日本ではピアノ導入曲として広く知られていますが、実は世界中に類似曲があり、国によって呼び名が異なるユニークな曲です。黒鍵中心で弾けるため、音感よりも“パターン”で弾けるのが特徴です。
- 片手だけで弾ける
- 黒鍵が中心で位置を覚えやすい
- テンポが速くても雰囲気が出る
- 子どもでもすぐ形になる
初心者向けの楽譜タイプ一覧

『猫踏んじゃった』は、初心者向けのアレンジが非常に豊富です。この記事では特に人気の4タイプを紹介します。
- ① 片手で弾ける楽譜(右手のみ)
- ② 両手で弾く初級アレンジ
- ③ ドレミ(かな)表記の楽譜
- ④ 数字譜(1・2・3表記)
どれから始めてもOKですが、ピアノが初めての人には「片手バージョン」か「ドレミ表記」が一番入りやすいとされています。
片手で弾ける猫踏んじゃった(ドレミ表記)
まずはもっとも簡単な右手だけのバージョンです。黒鍵の位置を覚えやすいので、「楽譜が読めない beginner 」にも人気があります。
▶ 右手ドレミ(簡易版)
レ♯ ミ♯ ソ♯ ミ♯ | レ♯ ミ♯ ソ♯ ミ♯ レ♯ レ♯ レ♯ ミ♯ ソ♯ レ♯ ミ♯ ソ♯ ミ♯ | レ♯ ミ♯ ソ♯ ミ♯ レ♯ ソ♯ ソ♯ ソ♯ ラ♯ ソ♯ ミ♯
黒鍵中心なので鍵盤の“山の形”を覚えるとスムーズに弾けます。
▶ コツ
- テンポはゆっくりでOK
- 黒鍵の位置を見て弾く
- 指を軽く丸めると弾きやすい
両手で弾くバージョン(伴奏つき)
両手のアレンジになると一気に“曲らしさ”が出ます。右手がメロディ、左手がシンプルな伴奏という構成が一般的です。
▶ 両手の役割
- 右手:メロディ(黒鍵中心)
- 左手:ド・ソ中心の跳ねる伴奏
右手:レ♯ ミ♯ ソ♯ … 左手:ドーー ソーー
▶ 両手練習のコツ
- まずは右手だけで完璧に
- 左手はゆっくり、パターンを覚える
- 最初はテンポ50くらいで十分
数字譜(1・2・3表記)で弾く方法
数字譜は「どの鍵盤を押すか」を番号化した記法で、楽譜が苦手な人におすすめです。
2 3 5 3 | 2 3 5 3 2 2 2 3 5 2 3 5 3 | 2 3 5 3 2 5 5 5 6 5 3
数字を見るだけで指の順番が分かるため、小学生でも習得しやすいのが特徴です。
無料で動画を見て練習したい人へ

YouTubeには、片手・両手・ゆっくり解説の動画が豊富にあります。とくに初心者は「指の動きを真似する」だけでぐっと上達します。
検索例:
- 「猫踏んじゃった 初心者」
- 「猫踏んじゃった ゆっくり」
- 「猫踏んじゃった 両手 練習」
『猫踏んじゃった』の歌詞について(簡単まとめ)

『猫踏んじゃった』は正式な歌詞がある曲ではありません。
日本で広まっている歌詞は、地域や学校ごとに自然に作られた子ども向けの替え歌で、統一された“正規の歌詞”は存在しません。
代表的なパターンとしては:
- 「ねこふんじゃった、ねこふんじゃった〜」
- 「ねこが逃げたよ〜にゃんにゃんにゃん〜」
- 「ふんだらにられた〜」
など、非常に多くのバリエーションがあります。
そのため、検索で歌詞を探している人は、特定地域の替え歌を探しているケースが多いと言えます。
曲として楽しみたい場合は、自由に替え歌を作って歌っても問題ありません。
上達するための練習のコツ

猫踏んじゃったはシンプルな構成だからこそ、練習の工夫で一気に上達します。
① 黒鍵の位置に慣れる
黒鍵をセットで覚えると迷わなくなります。
② ゆっくり練習する
速く弾けるように見えても、最初はゆっくりのほうが確実です。
③ 右手→左手→両手 の順番が基本
④ 短時間の反復が一番効果的
毎日10分で十分上達します。
よくある質問(FAQ)
Q1. 最初に覚えるならどの楽譜がいい?
片手・ドレミ表記がもっとも簡単です。
Q2. 両手で弾けるようになるまでの期間は?
初心者で1〜2週間程度が一般的です。
Q3. 子どもでも弾ける?
はい。数字譜か片手譜ならすぐ形になります。
Q4. 無料楽譜は使ってOK?
旋律自体は著作権保護期間外ですが、アレンジ譜は著作権があります。配布サイトの規約に従いましょう。

